足寄動物化石博物館の化石教室があったので、参加しました。
白糠町右股での化石掘りです。
集合場所は白糠町二股。白糠線北進駅があった集落です。
高速道路が延びたので、行きやすくなりました。
集合場所からは各自の車で出発。茶路川沿いの道道143号を10km余さかのぼり、採集地へ向かいます。
舗装は途中で切れてしまいます。
到着後は説明を聞きます。その後採集地へ向かいます。
子ども連れの家族が幾組もありました。
車を置いたところは、シカのフンだらけでした。フンに興味を持つ子どもがいました。
川沿いの斜面で化石を探します。
川の対岸にあるので長靴が必要です。
化石を探すのは、今から約3300万年前の地層で、音別層群大曲層だそうです。貝の化石などが見つかります。
このようなノジュールに包まれているものをいくつか見つけました。
ハンマーで割るのですが、小さいものは手を叩きそうなので、手で押さえて割るのは大変。
注意事項に従って、プライヤーを持っていきました。
いくつか割ってみましたが、これはというものは見つかりませんでした。
うまく割らないと、化石も割れてしまうようです。
巻き貝でしょうか。
こちらは二枚貝のようですが、よくわかりません。
下記の理由で、化石採集に気合いが足りなかったのかもしれません。
終了後は現地解散。それぞれ車で帰りました。
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ここでの、化石教室は、6年前にも参加しました。
今回の参加にはもう一つの理由がありました。
地図で見ると、化石掘りの場所と白糠線の未成線区間の鯉方信号場予定地が、わりと近くにあるように思われたからです。
<白糠線未成線>
北進駅-鯉方信号場-茂螺湾駅-螺湾駅-中足寄駅-足寄駅
鯉方信号場の詳しい場所はわかりませんが、北進駅から約10.2kmのようです。鉄道は道路より直線的に進むので、信号場はここより北になると思われます。
白糠線は、ここの少し北で西の支流に入り、トンネルを抜け茂螺湾駅へ向かう予定だったようです。
ここに来るまでの途中にクマの糞や、クマに食べられたと思われる鹿の足があったりするところ。ここまで一人で来るのはちょっと恐いです。
鯉方信号場予定地までもう少しという所まで近づいたことで満足しています。
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一人では行けない所まで、化石掘りに案内してくださって、ありがとうございました。