猿留山道を歩く (林道入口~沼見峠)
えりも町教育委員会主催で猿留山道を歩く会があったので参加しました。
昨年はコロナのこともあり、参加者は日高管内限定だったので、参加できませんでした。今年は地域制限がありませんでした。
「幕府は危険な海岸線であるえりも~広尾間の通行を迅速にするため、幌泉(現・えりも本町)~庶野山中~猿留(現・目黒)間に7里半(約30km)の山道を、寛政十一年(1799)蝦夷地における官製道路の最初の一つとして、様似山道と共に開削しました。」(パンフレットより)
その一部がボランティアにより復元され、通行できるようになっています。
郷土資料館「ほろいずみ」に集合。そこから、バスで出発。
国道336号線から牧場の川をさかのぼります。
○林道入口~342m地点
林道の入口に到着しました。
「当時、山道開削の担当者だった最上徳内は丁寧に作ろうとしたが、完成を急ぐ幕府と合わずに解任されそうです。山道は場所によって作りが異なります。」などの説明を聞いた後、ここから、林道を歩き始めます。
林道の途中です。林道は基本的に登りです。
川を渡るところもあります。
342m地点に到着しました。
(ここまで、小休止を含め約40分)
○342m地点~猿留山道~沼見峠
ここから、猿留山道へ向かいます。案内板の右の道です。
猿留山道に着きました。付近の案内板です。
(ここまで約6分)
いよいよ猿留山道を歩きます。峠までは斜面が右側という所が多いです。
細いところもあります。1列で進みます。
小さな沢は飛び越えて進みます。
道ばたに落ちていた、コクワの実です。(中央上部)
別の道がありました。下は昭和のバイク道だそうです。上を進みます。
視界が開けたところ、沼見峠(488m)はもうすぐです。
○沼見峠1
沼見峠に着きました。左の道から来ました。右の人がいるところは峠でスペースがあります。
峠にあった案内板です。
ここにある江戸時代建立の妙見様と馬頭歓世音菩薩。
ハート型で知られる豊似湖が見える所で、昼食をとりました。峠からはハート型に見えません。
(猿留山道に入ってから小休止込みで約1時間)
<つづく>