しのうしのブログ

たまに外出

《日高1》 廃校・廃線 富内線① <清水-日高町=日高岩内> (4/4)

廃校 三岩小中学校旧三岩小中学校 
廃駅 日高三岡駅日高岩内駅 
廃線 富内線 

《日高1-4》 廃校・廃線 富内線① <日高三岡=日高岩内> 

●日高三岡駅日高町三岩)


1964年富内線の駅として開業、1986年に富内線廃線で廃止になりました。日高町駅から4.4km。国道から入ります。わかりにくいですが、黄色い花の左に道があります。駅跡は、先の左です。

線路跡らしい所から、駅のあった方向です。線路の国道側(写真の左側)にホームがあり、ホームの北側(手前側)に待合所がありました。
駅名は三菜頃と北にある岡春部から作られ三岡ですが、地名は三菜頃と南の岩内を合せた三岩となっています。

三菜頃川・・・沙流川の左岸支流です。san-enkorで「出ている・鼻」、だそうです。そうだとすると、清水町にある根室本線御影駅の旧名、佐念頃と同じです。

三岩小中学校日高町三岩)


日高の国道交差点から国道237号線を南へ約8.5キロ。国道沿いに閉校記念の石碑「三岩小学校跡」があります。


校地に入ってすぐ左に建物があります。右がグランドで、その南(奥)側に校舎があったようです。1916年私設教授場として発足、1917年岡春部特別教授場三菜頃教授場になりました(三岩219)。1947年三岩小学校に。1949年校舎新築(三岩216)、1956当地に年校舎竣工(三岩135)。1977年日高小学校と統合しました。
三岩中学校は、1950年日高中学校三岩分校として開校、1952年三岩中学校になりました。1965年日高中学校と統合しました。

旧三岩小中学校日高町三岩)

町史によると、三岩小学校は、三岩219、三岩216、三岩135(閉校時)と変わったようです。国道237号線日高大橋の北で、国道の西側のここが旧校舎の場所だったものと思われます。
町史に、1955年頃のものと思われる大まかな地図がありました。富岡小学校が閉校時の場所にあり、三岩小学校がこのあたり(216番地でしょうか)にマークがついていました。学校は沙流川右岸の道路沿いだったようです。1950年日高中学校三岩分校開校時の公民館は三岩219となっていて、違いがわかりません。
新しくできた国道は校地のすぐ横を直線的に通り抜けているのかもしれません。

●日高岩内駅日高町三岩)


1964年富内線の駅として開業、1986年に富内線廃線で廃止になりました。日高三岡駅から4.7km。かつての駅への道は草が多いように感じたので、少し北の道から線路跡へ進みました。この先の左が駅跡です。


線路跡付近から南方面です。すぐ前が川なので、その先に駅があったようです。ホームは線路の国道側(写真左側)、待合所はホームの南側(奥)にありました。

岩内川・・・沙流川の左岸支流です。iwa-nayで「(岩)山の・川」が多いです。岩内(川)は由仁町岩内町帯広市、上川町などにもあります。

日高竜門日高町三岩)


景勝地で、大きなドライブイン・竜門パークがあったところです。正面の駐車場跡の奥に建物がありました。樹海ロード(国道274)の開通で車の流れが変わり、なくなったようです。


今は反対側にスペースがあります。そこの奥のこのあたりを富内線が通っていました。富内線の橋梁は国道の竜門橋のすぐ東にありました。

・運転を始めてからの、帯広-札幌の主なルートを古い順に。
① 帯広-清水-日勝峠-日高-竜門振内穂別稲里-夕張-札幌
② 帯広-清水-日勝峠-日高-福山-夕張-札幌
 (1991年樹海ロード完成、竜門を通らなくなりました)
③ 帯広-清水IC=トマムIC-占冠-赤岩-福山-夕張IC=札幌
 (2007年狩勝峠越えの高速道路完成、日高を通らなくなりました)
④ 帯広-清水IC=占冠IC-赤岩-福山-夕張IC=札幌
 (2009年高速道路が占冠まで延伸)
⑤ 帯広-清水IC=札幌
 (2011年高速道路全通、占冠を通らなくなりました)

※ 旧日高町の廃校は全部登場したと思います。
千栄小学校、千栄中学校、富岡小中学校、日高高校千栄分校、三島小学校、三岩小中学校