しのうしのブログ

たまに外出

《十勝15》 廃校・廃線 河西鉄道③ <鹿追-幌内、上佐幌-芽室> (3/3)

廃校 御影高校上芽室小学校
廃線 十勝石材軌道
駅舎 佐念頃駅
学校 旧御影中学校

《十勝15-3》 廃校・廃線西鉄道③ <御影-芽室>

砂利プラント前火砕流(清水町御影北1線)


道道734号沿いです。御影市街の北、砂利プラントの向かい。十勝三股火砕流を見ることができます。民有地なので許可なしで入れませんが、火砕流道道から見ることはできます。2021年に見学したときの写真です。

◆移転した御影中学校跡 (清水町御影東1条5)


国道38号線沿い。現在御影公民館・清水町役場御影支所のある所です。東(手前)側に校舎があったようです。


グランドだったと思われる公園。御影中学校は1972年頃現在地(御影南2線)に移転しました。御影高校が独立するまで併置していました。

御影高校(清水町東2条4)


1950年川西農業高校御影分校(御影中学校に併設)として開校。1952年御影村立御影高校になり、1955年独立校舎が完成。1956年清水町立御影高校になり、1961年閉校しました。今は保育所の敷地です。校舎は保育所建物の横にあったようです。

●佐念頃駅(清水町御影本通)


御影駅の旧駅名です。1907年佐念頃駅として開業、1922年に御影駅と改称しました。石山で御影石(花崗岩)を採石していました。この駅まで石材を運ぶ軌道がありました。

サネンコロ・・・アイヌ語のsan-enkorで「出ている・鼻」からだそうです。この場合、enkorは岬でしょうか。このあたりの十勝川河岸段丘などで十勝川に飛び出しているところがあると当てはまりそうですが。
御影村は1921年芽室村の一部が分離してできました。1956年御影村は清水町に編入しました。1958年上芽室の一部が芽室町編入しました。

●十勝石材軌道(清水町御影南3線11号)


石山から御影駅まで、石材を運ぶための馬鉄がありました。石切場は、十勝千年の森の西にあったようです。南3線11号から駅方向です。塔の左、林の向こう側が御影駅。左の道は馬鉄が通っていたと思われる11号。


南3線から11号の南側です。馬鉄は11号を南下し、上羽帯小学校の南を通り、石切場へ延びていました。

上芽室小学校芽室町上芽室南3線)


南3線を芽室に向かって進みます。上芽室農業研修センターになっています。奥に残っていたという体育館はありませんでした。


校門の左に1973年建立にされた開校70年の記念碑があります。1904年上芽室簡易教育所として開校。1976年新設の芽室西小学校に統合しました。
1958年清水町から芽室町編入した地域です。このあたりの町境の複雑さはこの編入に関係があるようです。

 

※ 清水町の廃校は全部登場したと思います。

旭山小中学校、北熊牛小学校、北清水小学校、上旭小学校、上清水小学校、上羽帯小学校、熊牛小中学校、熊牛第一中学校、熊牛第二中学校、下佐幌小学校、下人舞小学校、羽帯小中学校、人舞小学校、美蔓小中学校、松沢小中学校、御影高等学校