廃校 白糠中学校、白糠小学校、旧白糠小学校
廃線 白糠線
駅舎 白糠駅
学校 白糠第二尋常小学校
駅逓 白糠運上屋
《釧路1-7》 廃校・廃線 白糠線・根室本線下り② <白糠駅=白糠>
●白糠駅(白糠町東1南1)
1901年開業の根室本線の駅です。1964年から1983年まで、国鉄白糠線が分岐していました。上白糠駅まで6km。加利庶鉱山の軌道が延びていました。
白糠線は白糠駅の3番ホーム(右端)だったそうです。駅の向こうで右へ進んでいる線は白糠線でしょうか。
◆白糠中学校(白糠町西5北2)
ここは現在の義務教育学校白糠学園です。遊具が見えます。白糠中学校は、1947年白糠小学校で開校。1949年当地に独立校舎ができました。2022年8月白糠小学校と統合し、義務教育学校白糠学園になりました。
◆白糠小学校(白糠町西2南3)
茶路川河畔、国道38号線の南です。校門があり、奥には校舎があります。
ロープがあり近づけなかったのですが、開校100年の記念碑「希望」があるようです。
1885年白糠簡易教育所として開校。1897年新校舎落成。1895年に白糠尋常小学校、1903年に白糠第一尋常高等小学校、1933年に白糠尋常高等小学校と改称。1957年に新校舎落成か。2022年8月義務教育学校の白糠学園(旧白糠中学校)に統合しました。
学校の近くに国道38号線の下を通る、地下道があります。児童が通学で利用するためのようです。
昭信寺の南東、国道38号線と国道392号線の交差点から南へ少し進んだ所にあったようです。正確な位置はわかりません。1902年特設アイヌ学校として設置。1933年に廃止されました。児童は白糠第一尋常高等小学校へ通いました。
白糠小学校が、一時期、白糠第一尋常小学校を称していた理由がここにあります。特設アイヌ学校を第二と称することは他所でもありました。
◆旧白糠小学校(白糠町東3南1)
1958年頃まではここにあったようです。奥の福祉センターの建っているあたりに校舎がありました。国道側のグランド跡は現在駐車場になっています。
▽白糠運上屋跡(白糠町東3南1)
公民館の東、国道沿いに碑があります。当初は馬主来の西だったそうです。通行屋は1799年からだそうです。白糠駅逓は1888年設置、1902年に廃止。取扱人は湊谷春平氏。
▼白糠・・・sirar-ika「磯岩を・越す」、sirar-ka「平磯・岸(上手)」、sirar-ukaw「岩石縫合」などがあります。八雲にシラリカ、青森県にも白糠があります。石狩川支流には尾白利加川があります。