廃校 三の山小学校 、西達布小中学校 、樹海東小学校 、樹海中学校 、東山小学校
学校 旧西達布尋常小学校
・富良野-上落合間が廃線になるようなので、南富良野町に続いて、富良野市の廃校・廃駅巡り。
南富良野町幾寅と富良野市西達布の間にある、国道38号線の峠です。
若い頃、幾寅と三の山峠頂上間を何回か走ったことがありました。
その頃よりも木が高くなり、峠から幾寅方面が見えなくなりました。
地図に樹海峠となっていますが、会話では「三の山峠」でした。峠の登り口にある標識も「三の山峠」です。
◆三の山小学校(富良野市西達布つつじ)
国道38号線から旧道を約1.3km進んだところです。校舎の一部でしょうか、三の山会館になっています。草が生えている手前側がグランド跡です。1933年三の山特別教授場として開校、1976年西達布小学校と統合しました。
今の国道以前は、学校跡の左の道を進むと、峠を越えて幾寅へ通じていました。
◆西達布小中学校・樹海東小学校(富良野市西達布)
西達布市街地で国道から500mほど北に進みます。小学校の校舎が残っています。
校庭の南に樹海東小学校時代の校門でしょうか、その前に校歌を刻んだ閉校の碑があります。
よく見ると、その後ろに古い校門のようなものがあります。新旧校門と閉校の碑を縦にならべたのでしょうか。
西達布小学校は、1912年開校の西達布尋常小学校から1926年に分離して西達布尋常高等小学校となりました。
1981年に東山小学校の一部と統合して樹海東小学校となりました。
樹海東小学校は2007年に樹海西小学校と統合し、老節布の樹海小学校(旧樹海西小学校)になりました。
西達布中学校は小学校の西(左)側にあったようです。1947年東山中学校西達布分校として開校、西達布中学校になりました。1981年新設の樹海中学校に統合しました。
西達布神社の向かい、発祥之碑の周辺の平らな所に昔の学校があったようです。明治から大正の頃はこのあたりがニシタップの中心だったそうです。
西達布尋常小学校は1912年西達布教育所として開校。1926年西達布尋常高等小学校(後の西達布小学校)と西達布尋常小学校(後の東山小学校)に分離しました。
▼西達布川・・・空知川の右岸支流に西達布(にしたっぷ)川があります。nis-tap「雲の・峰」。ni-sitap「樹木・収縮する・所」。ni-us-tapkop「木・茂った・タプコプ(小山)」。ニ・ウシ・タップ「木の多い川の曲がりの内陸」。など諸説あり、意味ははっきりしません。胆振に錦多峰川があり、そちらもはっきりしないようです。
◆樹海中学校(富良野市東山共栄)
国道38号線から西達布川に沿って東に入ります。今年の閉校なので、校舎やグランドはそのままのようです。
体育館方面です。1981年東山中学校・老節布中学校・西達布中学校が統合して新設されました。2022年樹海小学校と統合して、老節布の義務教育学校 樹海学校(旧樹海小学校)になりました。
◆東山小学校(富良野市東山)
東山中央会館のところが校舎でした。入口の上に校章らしいものが見えるので校舎の一部を使用しているようです。その左に続いていた校舎跡と北側がパークゴルフ場になっています。
この日は大会があるのでしょうか、グランド跡の駐車場にたくさんの車がありました。
道路沿いに二宮像があります。1912年開校の西達布尋常小学校から、1926年に分離して西達布尋常小学校になりました。1929年千歳尋常高等小学校を経て、1940年東山尋常高等小学校になりました。
1981年樹海西小学校と樹海東小学校に統合しました。