しのうしのブログ

たまに外出

《十勝30》《釧路3》廃校・廃線 十勝海岸 根室本線下り④ <浦幌=直別-大津-野塚>(3/10)

廃校 厚内小中学校 
駅舎 厚内駅 

《十勝30-3》廃校・廃線 十勝海岸 根室本線下り④ <直別厚内>

オタフンベ浦幌町直別)


道道1038号沿い。オタフンベチャシが有名です。近くに乙部川があります。


説明板の後ろに道路の矢羽根がみえます。チャシの北側に道道を作っているようです。
ota-humpeで「砂の鯨」。松浦武四郎はヲトンベと書いています。オ・ト・ウン・ペで「川尻・沼・ある・もの」という説もあります。


西を流れている乙部川。根室本線に乙部川橋梁があり、レンガの橋台です。レンガトンネルの乙部トンネルもあるそうです。

地名のフンベ(クジラ)と関係ないかもしれませんが、2024年3月12日に厚内漁港北東の砂浜にマッコウクジラの子どもが漂着しました。

●厚内駅浦幌町厚内)


駅舎の正面です。


何かが奥の側線に留置されています(24.4.6)。素人にはラッセル車としか見えません、522とあります。後ろの黄色は何というものでしょうか。


跨線橋から浦幌方面。単式と島式で3線あるようです。1903年浦幌駅と共に十勝最初の駅として開業しました。利用者の少ない廃止対象の無人駅にあげられていました。

子どものの頃、海に行ったときに利用したことがあったと思います。当時、十勝内陸に住む人間にとって、海に行くことは、数年に一度のイベントだったのです。
朝6時頃発の列車で帯広に通学していた高校生がいました。その生徒は部活動をやっていたようです。

厚内小中学校浦幌町厚内)


厚内駅から厚内川を渡り、坂を登ったところにあります。門柱に学校名があり、左は小学校、右が中学校。


入ってすぐの体育館と校舎は厚内小学校でしょうか。


そのグランド側に2003年建立の開校百周年の碑「悠久潮香」があります。閉校の碑にもなったようです。下は「ありがとう」、右は校歌です。裏は碑文と沿革です。厚内小学校は、1976年当地に移転。2016年浦幌小学校と統合しました。


その先のグランド側に厚内中学校の閉校の碑「潮騒の郷」があります。


横にある碑文。碑文が内側になっていて読みにくいです。


その前にあった校舎、中学校でしょうか、わりと新しく感じます。後から閉校した小学校だったのかもしれません。
厚内中学校は1984年当地に移転。2005年浦幌中学校と統合しました。