大樹町の海岸にある生花苗沼(おいかまないとう)で行われたシジミ漁の見物に行きました。昨年から見てみたいと思っていたので、思い切って出かけました。
生花苗沼(生花(せいか)湖ともいう)でのシジミ漁は、資源保護のため、1年に1日だけ漁が行われます。
昨年は漁が行われた次の日に知ったので、行けませんでした。
潟湖なので、事前に砂を崩し沼口を開けて水位を下げておくそうです。この日は4時頃から漁があったようです。崩した場所はわかりませんが、横に草が生えている砂州の向こう側が太平洋です。
のんびり出かけたので、10時すこし前に着きました。
行ってみると、干潟のようになっていました。降りられるようになっているようです。
干潟に足跡が多数ありました。漁のピークは過ぎていたようで、漁をしていた人は少ないような気がしました。
それでも、まだあちこちで、砂を探っていました。手掘りで採るそうです。
水面が見え、ボートもあるのですが、水は浅いようです。
もちろん、一般の人は採ってはいけません。
遠いので、直接ヤマトシジミを見ることはできませんでした。
ここのシジミは大型のシジミとして知られています。5cmほどのものがあるそうです。
町内で、売り出す店があります。そのうち、冷凍も売り出されるそうです。ネットで扱うところもあるようです。1日だけの漁なので、数に限りがあります。
漁をしている場所が湖岸から遠くて、写真もうまく撮れなかったのですが、見物できて、わりと満足しています。
過去2年間の漁の日から予想して今回行って見たら、ちょうど漁の日だったのです。
道の駅忠類で休憩しました。わが家の忠類土産の定番、ナウマン饅頭を買いました。
十勝南部の廃校巡りはこれからなので、帰り道沿いにある何校かを見て回りました。
▼オイカマナイ・・・oika-oma-i で「(海波が)越える・入る・もの」が多いです。最後のナイを川としている説もあります。古いところでは、秦・ヲイカマイトウ。伊能・ヲイカマイトー。上原・ヲイカマイ、ヲイカヲマイ。松前嶋図・ヲイカマヰ。松浦・ヲイカマイ、など。