昔を思い出しながら、十勝を歩く
あちらこちら、廃駅・廃校・気になる所などを訪ねてみる。何かを思い出すところもある。行ったことのなかった所も多く出てくる。
<士幌線>
1925年 帯広-士幌間開業
1926年 士幌-上士幌間開業
1935年 上士幌-清水谷間開業
1937年 清水谷-糠平間開業
1939年 糠平-十勝三股間開業
1955年 清水谷-幌加間ルート変更(糠平ダム建設のため)
1978年 糠平-十勝三股間 代行バスになる
1987年 全線廃止・帯広市内の一部が遊歩道になっています。
●遊歩道の始まり (西8条南8丁目)
帯広駅からここまでは、道路または駐車場です。
●ウツベツ川 (西9条南7丁目)
根室本線とは異なる橋。高架になった根室本線から、離れていきます。
帯広小学校の横を通り、
●帯広川を渡ります (西9条南3丁目)
士幌線が現役のとき、歩いて渡ったことがありました。
▼帯広川・・・帯広の名の元になった川です。アイヌ語のo-perperke-p (川尻・いくつにも別れている・もの)、からと言われています。
遊歩道を進むと、
●国道38号線(石狩通)になります (西9条1丁目)
かつて、国道には、跨線橋がありました。
跨線橋ができた頃は、交通量も少なく、跨線橋上で国道を横断できました。
後年、交通量が増え国道が片側2車線になっても、跨線橋は片側1車線のままだったので、通行に支障がでていました。
さらに遊歩道を進みます。
バス停の向こうに伏古別川があります。手前の木賊(とくさ)原通には踏切がありました。
別の日に行くと、草が刈られていました。
橋が残っています。中州のようになっており、反対側にも流れの跡があります。どうやらそちらには橋が架かっていたようです。
内水氾濫対策のためか、下流側から伏古別川の改修が進んできており、50mくらい先まで迫っています。何年か後には変わっているかもしれません。
▼伏古別川。一般に古川につく名前です。アイヌ語のhusko-pet (古い・川)。
遊歩道はここまで。川を渡って、
●ひばり保育園 (西8条北5丁目)
このあたりは区画整理されています。ひばり保育園の金網フェンスが道路に対して斜めになっています。駐車場は奥側が広い。ここは士幌線が斜めに通っていたのです。
1本向こうの通りに一軒だけ斜めに向いた家があります。中央に小さく見える家。士幌線を背にしていたのでしょう。
●北親ふれあい公園にあるオブジェ(西7条北6丁目)
トイレの横にあります。方向は正しそうです。
●帯広側の十勝川堤防 (西6条北6丁目)
帯広方向、住宅で埋まっています。
十勝川方向、なんとなく木の間が見えるような気がしますが、以前ほどはっきりしません。
●1988年頃の士幌線橋梁(古い写真のスキャン)